リヤマフラー


エンジンから発生する、排気吐出音はマフラー内部に設けられた消音構造(拡張、干渉、吸音、共鳴)によって消音され、高温の排気ガスはマフラー各部の消音用の部屋を通過する間に伝熱、放熱により冷却されます。

基本構造説明


消音構造としては拡張室、共鳴室と分流構造の組合せが主体であり、最近は「車室内こもり音」低減のために低周波用共鳴室が設けられていることが多く、吸音タイプ構造は、マフラーインナーパイプ(パスチューブ)の一部に吸音構造を設けた消音器(孔あけした内筒パイプと外筒パイプの間に吸音材を充填したもの)が最近多く用いられています。エンジン出力への影響する通気抵抗(背圧)の増加を防ぎながら、必要な消音特性を得るために、各社ともそれぞれ消音構造に工夫、改良を行っていますが、限られた容積内では限界があり、消音器容積を増加しました。
消音器の形状としては、丸型及び楕円形の断面形状のものが多く採用されています。消音器のシェルは通常、二重巻または二重構造が採用されていますが、これはシェルからの放射音の低減及び腐食に対して有利なためです。エンドプレートも放射音対策のためにビードを入れて剛性を増したものが多く、一部にはエンドプレートを二重にし、その間に吸音材を入れた構造もあります。
また、マフラーの内部腐食の原因となる排気ガスの凝縮液除去機構や、触媒コンバーターが内部破損した場合に破片物がテールパイプより飛散しないようにトラップ構造が設けられているものもあります。

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