ステークホルダー・エンゲージメント

積極的な情報開示と建設的なエンゲージメントを推進

基本的な考え方

グローバルグローバル 方針

カルソニックカンセイグループは、社内外に対する経営の透明性を重視し、ステークホルダーの皆さまに対する積極的な情報開示に努めています。また、ステークホルダーの皆さまとの公平かつ建設的な対話を促進するための活動の充実を図っています。
当該年度における主なステークホルダーの特定にあたっては、CSR方針およびCSR中期計画のほか、社会要請などに伴い見直しするCSR重要課題を踏まえ、CSR事務局(CSR/広報・IR部)によるレビューを随時行っています。

主なステークホルダー

ステークホルダー

ステークホルダーへの取り組み

グローバルグローバル 活動

2017年度実績

ステークホルダー 主なエンゲージメント機会 取り組み
お客さま 自動車メーカー
  • トップミーティングの実施
  • 日常の営業・提案活動
  • 顧客満足度調査
  • 展示会
  • 情報交換会
多様化する時代の要請と期待に応え、お客さまにご満足いただける質の高い精神とサービスを提供するため、毎年品質など6つの視点で製品分野ごとに定量的な評価を行っています。2005年度から本活動を行っており、評価は年々向上しています。また、必要な改善点についても意見を集約しており、2017年度は管理面での指摘などがありました。
お取引先(サプライヤー) 部品・サービスを提供していただくサプライヤー
  • 日常の調達活動
  • サプライヤーズミーティング(方針説明会、連絡会)
  • サプライヤー監査
  • CK本社社屋でのサプライヤー展示会
  • デューディリジェンス調査
  • 紛争鉱物対応に関する調査
  • ガイドライン(CSR、グリーン調達)配付
  • サプライヤー通報窓口の設置
イコールパートナーとして連携し、公正で倫理的な事業慣行を通じて、相互に競争力の向上と持続的な成長を図っています。年に1回、サプライヤーズミーティングを実施し、調達に関する年度方針の伝達、優秀サプライヤーの表彰、アンケート等を実施し、さらに調達の種類ごとの連絡会も設けて双方向のコミュニケーションに努めています。
従業員 カルソニックカンセイグループ全従業員とその家族、定年退職者
  • 人事評価
  • CK WAY & コンプライアンス浸透度調査
  • 従業員表彰制度
  • 従業員意識調査(Performance Characteristic Profile Survey)
  • 労使懇談会
  • 相談窓口
  • 各種カウンセリング
  • 内部通報制度
  • イントラネット
  • イントラネットご意見フォーム
  • 社内報
従業員一人ひとりの多様性と価値が尊重され、より企業と社会に貢献できる人格育成の場と安全で健康な環境が提供されるよう、取り組んでいます。毎年、行動指針「CK WAY」の10の行動指標に対する実践度合いを、カルソニックカンセイグループ全従業員を対象に調査しています。また、問題のある行動に対する無記名の自由回答も収集し、PDCAを回して改善に結びつけています。定年退職者へは定年後2年間、社内報を送付し、継続したコミュニケーションを図っています。
株主 カルソニックカンセイの株主
  • 株主総会
  • 施設見学会
  • 定期的な会合
定期的な会合を通じて、事業報告を実施し、要求や期待に対しての改善活動を続けています。
行政(政府・自治体) カルソニックカンセイグループの事業拠点のあるすべての地域の行政機関、自治体
  • 法令・規制への対応
  • 日常の個別面会
  • 埼玉県知事とCEOとの面会
  • 行政イベントへの協力(ボランティア、協賛など)
  • 自治体事業の支援
本社のある埼玉県、さいたま市とは、行政トップとの面会や日常的な面会などを通じて、地域社会における課題や双方の要望を共有し、企業活動に活かしているほか、自治体事業への支援を含む地元への貢献を強化しています(埼玉県への冠奨学金、森林づくり事業支援、さいたま市へのランドセルカバー寄贈など)。国内外において、行政主催のイベントへの従業員ボランティアの推奨・協賛などを通じて、よき企業市民として、地域社会への貢献を目指しています。
埼玉県、さいたま市からは当社のCSR重要課題への期待度をお伺いし、取り組みへつなげています。
地域住民 カルソニックカンセイグループの事業拠点のあるすべての地域の住民・コミュニティ
  • キッズエンジニア
  • 小学校への出前授業活動
  • 清掃活動
  • 「環境コミュニケーション」交流会
  • 地域自治会との面会
  • 拠点見学会
  • webサイトお問い合わせフォーム
カルソニックカンセイグループは、地域の方々に認められ信頼されるべく、さまざまな活動を行っています。この一環として、2015年より2年に1回、カルソニックカンセイ研究開発センター・本社において、地元の自治会や企業関係者の方々と、カルソニックカンセイの環境活動にかかわる交流会「環境コミュニケーション」を開催しています。国内外の各事業所も同様に地域コミュニティとのさまざまなコミュニケーションの場を設定し、地域との連携を図っています。
「環境コミュニケーション」参加者からは、当社のCSR重要課題への期待度をお伺いし、取り組みへつなげています。
NGO/NPO カルソニックカンセイが特に貢献すべきと考える分野に携わる団体
  • 個別面会
  • 活動への参加
特に自動車業界の環境に対するインパクトを認識し、環境関連のNGO/NPOとの協働を図っています。個別協議をもとに、団体の環境保全活動への参加や支援などを実施しています。
次世代育成を目指す団体への支援にも携わっています。
日本国外でも、事業を展開する地域のNGO/NPOとの協働を通じ、より良い社会づくりに取り組んでいます。

*2017年度時点

お客さま

顧客満足度調査の継続的実施
グローバルグローバル 体制

カルソニックカンセイグループは、企業活動がお客さまにどう評価されているのかを計るため、毎年「顧客満足度調査」を実施しています。本調査は2005年より実施し、2017年で13年目を迎えました。
実施方法はお客さまへのアンケート方式で、品質・価格・納入・開発・マネジメント・営業活動(QCDDMS)の各項目に5段階の評価づけと具体的な改善要望のコメントをいただいています。
分析のポイントは、以下の4点です。

  • 評価項目は変更せず、経年変化をモニタリング
  • 調査対象者を明確にし、回収状況を把握(お客さまとの関係性把握)
  • 変化点やコメントを確認し、課題を明確化
  • 課題改善方策を次年度計画へ織り込み、実行

本調査を接点としてお客さまとのコミュニケーションをさらに充実させ、顧客満足度の向上を目指します。
2017年度は昨年度の調査結果をもとに以下の施策を打ち、評価ポイントを0.07上げることができました。

  • 営業体制の強化
  • お客様近傍への事務所開設
  • 対応の迅速化

2018年度も調査結果を分析し、新たな施策を追加するなど改善を継続していきます。

2017年度の調査結果と対応

これらの得られたデータから顧客別/製品別/地域別に分析を行います。
以下は、2017年度に得られた意見の一例です。

<機能別改善点>

営業

  1. 1. コストとその明細に関する件(281件)
  2. 2. レスポンスやスピードに関する件(51件)
  3. 3. 訪問/コミュニケーションに関する件(22件)

開発

  1. 1. 新規開発や先行開発に関する件(60件)
  2. 2. 提案活動に関する件(59件)
  3. 3. 管理(プロジェクト管理など)に関する件(58件)

品質

  1. 1. 管理に関する件(123件)
  2. 2. レスポンスやスピードに関する件(51件)
  3. 3. 解析・分析力に関する件(25件)

これに対し各機能が改善案を立案し実行することにより、顧客満足度を高め、より良い関係構築につながっていくことを目指しています。

2017年度 製品別顧客満足度評価 (2016年度比増減)
  製品 全平均
UP A 0.30
B 0.22
C 0.13
D 0.10
E 0.07
F 0.05
G 0.00
DOWN H -0.03
I -0.03
J -0.05
K -0.10
L -0.17
2017年度 項目別顧客満足度評価
評価ポイントの推移(5ポイントが最大)
回収件数
評価POINT

従業員

従業員意識調査
グローバルグローバル 体制

2017年度よりKKR傘下となったことに伴い、経営に対する従業員の意識調査を目的として、グローバル全従業員を対象としたサーベイを実施しました。
2017年度よりKKR傘下となったことに伴い、グローバル全従業員を対象とした意識調査を実施しました。
この調査を通じて、企業風土や仕事の進め方に対して従業員がとらえている強み、弱みを把握し、中期経営計画を推進する上での課題として挙がった点については、マネジメントと共有し、改善に向けた取り組みにつなげています。
また、カルソニックカンセイグループでは、すべての従業員の共通の行動指針として定めている「CK WAY」について、浸透度を毎年調査しています。職場において、「CK WAY」が追求する10分野の価値の共有度合いと実際の行動を、64の選択式設問で調査し、さらなる改善のためのアクションプランにつなげています。

労使関係
グローバルグローバル 体制

カルソニックカンセイおよび国内グループ会社は、健全な労使関係が企業成長に不可欠であるとの考えから、従業員が加入しているカルソニックカンセイグループ労働組合連合会(CKGU)と安定した労使関係を構築し、労使懇談会、働き方向上委員会での定期的な意見交換を通じ、従業員の労働条件、制度改定などを行っています。なお、2018年3月末現在、従業員の労働組合加入率は100%(管理職、再雇用、非正規除く)となっています。
配置転換は、長期的な人財育成の観点を重視し、人事部および上長面談等を通じ従業員一人ひとりのキャリアパスの希望等を踏まえつつ実施しています。なお異動に際しては最低通知期間を3ヵ月と定め、公正な手続きを徹底しています。

政府・自治体

外部団体、イニシアチブへの参画

基本的な考え方

より良い社会の実現に貢献するため、カルソニックカンセイグループは、業界をまたぐ横断的な取り組みや産官学での先進的な取り組みに積極的に寄与しています。

参画している主な団体

一般社団法人 日本自動車部品工業会JAPIA(副会長)
公益社団法人 自動車技術会JSAE(理事)
一般社団法人 日本経済団体連合会(審議委員)
一般社団法人 電子情報技術産業協会JEITA
日本インダストリアル・エンジニアリング協会(役員)
埼玉経済同友会(常任幹事)
一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会IAUD

産学官プロジェクト

2017年度は、産学共同研究39件を実施しました。